静岡の茶草場農法を次世代へ継承し、環境保全への啓発と静岡茶ブランドのイメージの向上を図り、地域産業を活性化させることを目的として、茶草場農法を応援する仕組みを作るために、世界農業遺産「静岡の茶草場農法」応援制度検討委員会を設置し、8月19日に第1回目の検討委員会が開催されました。
第1回目の検討委員会では、応援制度の骨子の部分について検討が行われました。
大まかに下記の5つの柱を中心に今後、検討を行っていくことが確認されました。
1 基金等を設置することで、農法実践農家に対し交付金等を交付する応援制度
2 茶草場管理・茶園管理に係る作業応援(ボランティア)
3 グリーンツーリズムなど都市交流型の茶草場農法体験ツアーの企画等
4 企業からの支援(静岡県の一社一村運動の事例を参考に)
5 ブランド戦略、応援制度の実行主体について
第2回目の検討委員会は10月ごろに開催される予定です。